『この本にそそのかされない心を持って下さい。』
動物を飼う者としての根本的なモラルの低さに、気分が悪くなりました。
コッソリ飼いを推奨するものではないと書きつつ、
作者自身が何度引っ越してもコッソリ飼いを続ける意識の低さで、
確かに、借家に猫の現状は厳しい。
それは私も身をもって知っているが、
作中にも友人、知人が、ペット不可のマンションで
オーナーを口説き落としてペット可とした例を挙げつつも、
そういう強者ばかりであれば良いが、自分自身は無理と早々に見切り、コッソリ飼いを続ける。
そもそもペットを飼っていることを隠して部屋探しをすることを奨めていたり、
コッソリ飼いのメリットばかりを強調し、その裏に潜む悲劇には目を反らしている。
周りとトラブルを起こさないように(コッソリ)飼い続けることが、
周りに認めてもらえる方法だと締め括っているあたり、最低の本である。
こんな本にそそのかされて、コッソリ飼いの人が増えないことを願い、あえて評価致します。