『客観的に見る猫の行動学』
多くの猫(もしくは犬)いわゆるペット本に見られる、「可愛いよね〜」という(飼い主同士が動物病院の待合室でするような)書き方は一切なく、獣医師である筆者がかなり客観的に猫の行動について分析・説明をしています。
全般的に学問的な印象を受け、躾と生理的現象に重点を置いて書かれているので、前述のようなペット本の、猫を擬人化した書き方に閉口してしまう方にはお勧めだと思います。
ただ、訳者が随分ご苦労なさったと思われるのですが、海外のマンションを基準にした話なので(広さの面など)若干の違和感を感じました。
今、とにかく飼い猫の噛み癖を治したい、朝うるさく起こされるけど要求の理由が分からない、という切実な願いに対して、即効性のあるものではありませんが、継続的なアドバイス等も提案しています。